遊戯王SEVENS(セブンス) 第52話「最後のラッシュデュエル」 感想
ラッシュデュエルと共にアンインストールも進行していくが、デュエルを中断したところで解決の目処は立たず、結局ラッシュデュエルができなくなることに変わりはない。
何より、この最高のデュエルを止められるわけがなく、遊我とルークのデュエルは続く。
新登場の鋼撃竜メタギアスはミラギアスのように手札コストを要求するが、2回攻撃に加えて破壊耐性が付く。
罠による直接の破壊や、ATK増減による返り討ちを恐れずに攻撃できる、攻撃的でありつつ堅実さも兼ね備えた効果。強い。
ルーク、マキシマム無しでのマキシマム撃破を達成。快挙!
マキシマム初登場の時はSEVENSがマキシマム一色になるのを心配したけど、実際はバランス感覚がしっかりしてて良いスパイスだったなー。
遊我も新エース、火雷神サンダーボールドを召喚。バリバリでかっこいい。
墓地からレベル7を特殊召喚できるが、条件の墓地にレベル7が4種類以上は結構難しい。
お互いにエースを並べて殴り合う。
打点上昇の遊我と連続攻撃のルークという構図は最初のデッキから変わらない。戦闘スタイルの一貫性いいね。
遊我、墓地にレベル7が10体必要な罠を発動。そんなの使おうとしてたならそりゃ事故るわ。楽しいからヨシ!
条件が超ハードなだけあって効果は強力で、セブンスロードを蘇生しつつ相手モンスターをすべて手札に戻してしまうことができ、次のターンでそのままトドメを狙える「決まれば勝ち」なカード。
しかしこの特殊召喚によってルークの最後の伏せ、ドラゴン・エンカウントが発動してドラギアス再臨。
ドラギアス3回目の攻撃、全ギアス合わせて7連撃という見事なフィニッシュを決めた。
ドラゴン・エンカウントといえばスターターデッキにも入っているラッシュデュエル初期のカードで、前から知ってるカードが決め手になる展開はやっぱりテンション上がる。アニメではあんまり使ってなかったのが惜しいけども。
どちらが勝ってもおかしくない最終戦だったが、勝ったのはルーク。
遊我は珍しく全力で悔しがっていた。そりゃあんな激重カード出して負けたら悔しいよ。
負けた遊我も散々やりたい放題していたので、弱い印象はない。
対ルークの戦績が未だ0勝だが、遊戯王の主人公は1年目ではライバルに勝たずに終わることも珍しくないので、終盤の再戦に期待しよう。
それにしてもルークは1年通して全勝1敗かー。ハトラップ戦は怪しかったとはいえ、本当に強い。
そんなルークに不穏伏線張られまくってるの、本当に怖い。
ラッシュデュエルのアンインストールが完了するが、王道遊我が手を打っていないわけがなかった。
消されただけなら再インストールすればいいじゃない、ということでラッシュロボ再建。より頑丈に生まれ変わった。
遊我の発想力にネイルの技術力が加わるの、主要キャラに持たせていいパワーじゃない。
結局、オーティスの狙いはこれだったんだろうか。1年経っても全く信用させてくれないなアイツ……
最後に謎の宇宙船(仮)に乗ったフッフッフ集団をチラ見せ。やっぱりゴーハ社長って宇宙人なのか……?
例によって6人(?)いるが、過去作で言うとセブンスターズやダークシグナー、バリアン七皇のような強敵集団になるんだろうか。味方側のキャラも増えたしちょうど良さそう。
トップオブヘキサゴンみたいなのはもう御免だぜ!
というわけで遊戯王SEVENS、1年目終了! いやー長い1年だった(実際長い)
日常から派生するバリエーション豊かな展開、テンポのいい謎の提示と回収、キャラクターの再登場による地続き感、突飛さと丁寧さの緩急……好みの作りで大満足。最近アニメが面白い。
1話から期待してたラッシュデュエル採用によるデュエル描写面での恩恵もバッチリ感じられた。今回のデュエルなんて他シリーズだったら最終盤レベルの大盤振る舞いだよ……すごいぞラッシュデュエル。
1年通してバッチリだったので、2年目以降も期待大。
だんだん1作品が短くなってきているアニメ遊戯王だけど、SEVENSは何話やってくれるかな。7年やろう
夏に出るswitchのゲームも楽しみ。SEVENS、充実してるなあ。
次回はいくぞ!ラッシュグリュリュ!
2年目のスタートに1話のタイトルが再来するの嬉しいけどグリュリュが何なのか全くわからねえ!!!! 切り開けボクのロード!!