遊戯王SEVENS(セブンス) 第23話「セツリの先にあるもの」 感想
セツリの門には大提灯と仲見世通り……いやこれ浅草雷門じゃねーか!?
ネイルが趣味で作った、セツリへの理解を深められる施設らしい。
しかしどの店もセツリを盾にヘリクツをこねるようなタチの悪い(シツも悪い)店ばかり。これがセツリ……?
カイゾーのオリジナルデータを解析してロードを知ったネイルと、
仲見世通りでセツリを知った遊我の2人は、ルークたち(と視聴者)の理解を置き去りに大盛り上がり。
ラッシュデュエルの不可解な点とは何か、セツリを通じて感じるネイルの面白さとは何なのか、なるべく早めに教えてくれ!!
トップオブヘキサゴンの残りが登場して全滅。薄々そうなんじゃないかとは思っていたけど、ミミさん以外は特に重要じゃないのね……
まあ1番手があれだと同じ濃さで5人出すのは無理ってものよ。うん。
この施設で知ることのできるセツリとは何か?
店の共通点といえば「商品やサービスの前提を揺るがしてくる」あたり?
既成概念の破壊はどちらかというとロードっぽいし、
既成概念そのものがセツリで、この施設はセツリを再認識する場所ってことなのかな。
だからネイルがロードを知ることで「セツリの先にあるもの」を生み出せるみたいな。
ネイルvs遊我。
気になるネイルのデッキは、なんとサイバース族。
確かにイメージにはピッタリだが、サイバース族ほど特定の作品や召喚法との結びつきが強い種族もないので、ラッシュデュエルへの登場はちょっとビックリ。
戦法としては下級モンスターを順番に出すことでひたすら手札交換を繰り返す不気味なもの。
これから悪いことしますって言ってるようなもんじゃん!!
さんざん遊我たちを地下へ落としてきたネイルが、ラッシュデュエルでも落とし穴を使うのは笑いどころでもあり、
シンプルに強力なカードをデッキに投入していることで、強さを示す描写でもあるか。
手札交換を終えたネイルが繰り出したのは、新たな召喚法「マキシマム召喚」。
ヘキサゴン戦でネイルがリアルタイム・ラッシュデュエル・プログラミングを開始したのは、
この新システムを組み込むためだったのか? カードは自作?
マキシマム召喚は3枚のモンスターカードが合体して1体のモンスターになるギミックのようだ。
複数枚のカードからなるモンスターといえば、過去シリーズではアニメ版機皇帝、もっと遡ればバンダイ版ブルーアイズ3体連結、
他のTCGならG・リンクとか双闘とか、前例は結構あるが、どんな調整になっているのか。
効果でセブンスロードを破壊し、4000の攻撃力でそのままゲームを決めてしまった。
揃えたら勝つ……そういえばエクゾディアも5枚合体みたいなものか。モンスターとして戦うわけじゃないから頭から抜けてた。
しかしマキシマム召喚、不安要素が多い。
召喚の具体的な条件は不明だが、手札に揃った3枚をそのまま場に出している。
他の条件やコストが特にないとすると、今回のネイルのようなひたすら手札を入れ替えてマキシマムを揃えるデュエルが常態化してしまうのでは?
また、3枚のカードが場の3か所をすべて使ってしまうので、他のモンスターと並べることができない。
マキシマム以外のモンスターが戦いの場を失うのでは?
今回の描写だけだとそう思ってしまうが、実際のところは見てみないとわからない。杞憂に終わるといいな。
次回は覚悟! 罠発動!おーティストリオ!
ルーク、ガクト、ロミンがデュエル!? 切り開けボクのロード!!