遊戯王SEVENS(セブンス) 第65話「孤高のセツリ」 感想
今回は1話まるごと、ネイルとアサナのボス対決。
しかしそこに描かれるのは残酷な対比でもあった……?
ネイル vs アサナ
アサナはマキシマムに代わり、重騎DCメンバーのエースカードをデッキに投入。
その3枚の高いレベルや種族の違いを参照するサポートカードでマキシマムと互角に渡り合う。
上手く3枚引けなかったとしても墓地肥やしをしたり1体くらい幻竜で代用したりすればなんとかなるか……?
純正幻竜デッキという構造を捨ててでも仲間の力を加えるというのは、6小編を踏まえた変化として相応しい結論だと思う。デッキが難しくなりすぎだけど。
ネイルはやはりユグドラゴ特化で、今回は回収カードを駆使して3回のマキシマム召喚を決める。
戦闘破壊を回避したり、効果の再使用で相手の場を破壊し尽くしたりのマキシマム無双。
遊我2戦目で使われた緊急帰還の採用など、こちらも決戦を経た変化あり。だが……
アサナの新エース、ガントリー・ドラゴンはビルド・ドラゴンを蘇生する効果。
蘇生したビルド・ドラゴンで更に通常幻竜を蘇生させれば一気に盤面が整う。
3人サポートと組み合わせてユグドラゴを撃破しつつ総攻撃を決めた。
仲間の力に再び敗れたネイル、自らを孤独と評し、ゴーハを退社。
セツリの下に中立であるネイルは、
遊我とラッシュデュエルを認めていても、デュエルを管理する者として敵に回るしかなく、
ゴーハのユウオウは敗れた自分を労うどころか文句を言う始末で、仲間とは呼べない。
一時は最強チームを結成してラーメンを食べたり、ノリノリでプレイボールしたりといった一面を見せたものの、
立場上の孤立は登場時から変わらないままだった。
そんな彼を側で支えられるのは唯一の玉座のみ……
5対5となった社長兄弟との対決、遊我はこの場での決着を提案。
対戦相手はもちろんザ☆ルークメン! ザ☆ルークメン!!
ルークとの決勝戦では敗れているが、今度こそは……?
ゴーハ兄弟編も佳境というところで、ネイルの置かれている状況にメスを入れてくるとは……
遊我がみんなの笑顔のためにロードを進む以上は、ネイルの孤独が救われることも必須条件になるわけだけど、
それがどのタイミングで果たされるのか、彼を救うのが誰になるのか。
次回は決戦! 魔神帝国!
ザ☆ルークメンの姿が!? 切り開けボクのロード!!