恐怖! お前も格安家具にしてやろうか!
運命を切り開く手段は、本当にこれで合ってます!?
上城家は遥か昔から、お値段非情の格安宇宙家具屋から歯車の大量生産を依頼されていたが、すべて断っていた。
お値段非情の格安宇宙家具屋とは、異星人を格安家具に改造してしまう恐ろしい存在で、
「断れば犠牲者が増える」と言わんばかりに送られてきたのが、椅子と化したザ☆ルーグ大王。
エポックのラッシュデュエル習得も、その対抗策になり得る。
恥も外聞もなく土下座してUTSに舞い戻り、下っ端からやり直し中のマナブ。
刺股で箱を転がすその姿を見て、ユウディアスが思いついたとっておきの秘策。
「運命を己で切り開くラッシュデュエル」を特訓し、ついにエポックのデッキが完成した!
これでお値段非情の格安宇宙家具屋にも対抗できるぞ!
エポック vs 遊飛
原作でお馴染み、天使と悪魔のサイコロカードが中心のギャンブルデッキで挑むエポック。
サイコロを転がす代わりに、自らがサイコロ型の箱に入って転がることで判定。
……当然、出目の操作が容易であり、6を連発。これが運命を己で切り開くラッシュデュエルだ!!!
家庭教師ユウディアスは確かにエポックの心を開いたが、大人としてはピュアすぎてやっぱりだめかもしれない。
遊飛はコイントス系のジョインテックを使用。
イカサマせずとも運は決闘者に味方するということを、しっかり証明。
そしてなんとマキシマムも使用。
ゴーハ堂が開発、ムツバ重機が製造した人畜無害マキシマムということらしい。
概要さえわかれば、おもちゃメーカーが商品化できるのは確かにそう。
自ら転がって出目を操作するという、そこそこ負担の大きいイカサマを繰り返していたエポック。
とうとう限界を迎え、最後の最後で1を出してしまうというオチもついて決着。
エポックがデュエリストとしての第一歩を踏み出したのはいいが、
大王に聞いてもお値段非情の格安宇宙家具屋の正体はわからないまま。
大体なんだよお値段非情の格安宇宙家具屋って!! ○○リじゃねーか!!
……ん? ○○リ?
……セツリじゃねーか!!!!!!!
というわけで、一見しょーもないパロディで全ての点と点を繋げる回でした。見事としか言いようがない。
前作で超・重要人物だった西園寺ネイルのそっくりさんのわりに、
これといって活躍しないどころかデュエルもしなかったザ☆セツリが、ここにきてボスキャラに急浮上。
こいつは楽しみだぜ……
デュエル的には、遊飛がデュエルの先輩として、カッコいいところを見せてくれたのが嬉しいポイント。
投げやりコイントスしてた頃と比べると、著しい成長を感じる……
エポックのギャンブルデッキは今回限りなのか、これからも転がし続けるのか。イカサマは流石に今回限りだろうけども。
一応「箱」の要素に絡んだデッキではあるけど、ゲストキャラのデッキ感がすごすぎるので流石に変わりそうかな。
楽姫になるのか、また別なのか。
次回は第69話「トレモロvsディノワ」!
面白い対戦カードで楽しみ……トレモロガールズ!? ゴーラッシュ!!