拗れた子供の面倒を見に、蒼月家から来たるは魚類!?
故きを温ねて新しきを知れ!!
仮面姿で弱者を狙う悪質デュエリスト、スタディ総帥として暴走するマナブ。
彼を止めるべく現れたのは、蒼月家の正装に身を包んだ……マグロ! その名は蒼月マグト。
蒼月家から逃げ出したマナブの代わりに、跡取りとして選ばれた。魚市場で。
前作に魚類のキャラは存在しない(そりゃそう)が、
声や口調、使用カードからすると、間黒七海のそっくりさんに該当するんだろうか。
スタディ総帥は普通にマキシマムを使用。
カードにされた人間は無事に解放されているが、カード自体はそのまま残ったということらしい。
ニャンデスターのカードもあったしね。猫のままなのは謎だけど……
強力なマキシマムを振るえば当然強いが、マグトには既存の力に頼り切りと非難される。
マグトは武士要素のある魚デッキ。蒼月後継者としての自覚バツグン。
前作で間黒七海が使用したビッグ・マグロムも投入されており、そのフュージョン体も披露。
マキシマムの効果とモンスター同士の戦闘を封じ、自分はダイレクトアタックを通すロック戦法でスタディ総帥を追い詰める。
喝を入れられ戻ってきたマナブは、マキシマムに装備魔法をプラス。
攻撃力が下がる代わりにダイレクトアタックを可能にする効果で、ロックを突破して勝利。
マナブ暴走の理由は……叱られたかったから!!
周囲は呆れ気味だけど、これ結構根深い家庭問題だよな……蒼月家……
あまり一件落着という感じはしないものの、ひとまずマナブ暴走フェイズに区切りはついたか。
というわけで蒼月家どうなっとんねん回でした。
マグロを跡取りにしようと思った心境を聞きたいとか、結局マグトって地球魚なの?とか、色々ツッコミどころはあるけど、
重要なのはやっぱりマナブの家庭問題。
現状は問題しかないように思える蒼月家だけど、
今回で「伝統から新しさを生み出す」やり方に気付けたマナブが、
成長した後で蒼月家に舞い戻り、その在り方を変えてくれた結果が、SEVENSのガクトがいる蒼月家になるのかな。
エポックのデュエリスト化が順調に進行中。
アニメ遊戯王では超貴重なカードショップ描写が嬉しい。
次回は第68話「はじめてのラッシュデュエル」!
気になるエポックのデッキは……城之内君!? ゴーラッシュ!!