じおすまいやー

だいたい遊戯王アニメの感想

猫の飛躍(ニャーン・ジャンプ)/遊☆戯☆王ゴーラッシュ!! 第61話「キャッツデュエル」 感想

デュエリストもカードも全部猫!

猫まみれの癒し回、かと思いきやそうでもない!?

 

 

 

カードの世界で、みんな猫!

フィールド魔法の世界を移動しながら、猫デッキでデュエル。

登場するフィールド魔法は前作のものばかり。銀嶺と獣機界がわかりやすい。

その影響を受けたのか、そっくりさんの境界が曖昧に。

 

猫になった知り合いの他に、見知らぬ3匹。

オケアビスの口上を真似したり、遊飛のことを一方的に知っていたりするあたり、

その正体はトレモロの言う「かわい子ちゃんたち」だと思われる。実際かわいい。

次のデュエルへのやる気を見せていて、口上向上回の「良い口上はモンスターのモチベーションを上げる」理論が証明されていたりする。

 

外見は「アビスカイト」カードのイラストに描かれた人魚と似ているけど、これが結構ややこしい。

3人は普通の地球人や宇宙人で、制作上の元ネタとしてアビスカイトが採用されているだけなのか、

それともカードの世界だから「アビスカイト」に描かれた本人だったりするのか、説明しろトレモロ!!

どちらにしても、やる気ということは無理矢理カード化された感じではない……?

 

遊我vs遊飛、レンタル猫デッキ対決。

超速でリリースされる猫こと《はぐれ使い魔》と、そのサポートカードで構築されたデッキ。

お互い同じデッキを使うことで実力がはっきりするとされたデュエルで、勝ったのは遊飛。

2年間、時が止まっていた小学生・遊我と、2年間こっそりデュエルのことを考えて過ごしていた中学生・遊飛の実力と考えれば納得か。

 

フィールド魔法の中でフィールド魔法を使ったらどうなるの? というデバッガー思考のせいで、世界に異常発生。

3匹の王道は猫のまま、別の世界に飛ばされる。

ここは……ゴーハ市だあああああああああ!!!!!!!

 

 

というわけで、猫を経由して前作へと繋がる回でした。

とうとう直接描かれるのか……期待不安の未来が今動き出す!

はぐれ使い魔のフレーバーテキストで暗示された、遊我の心境やいかに。

 

猫たちのゆるい好き勝手に紛れて、「時を重ねて生まれる差」という、わりと重たいテーマも扱ってたり。

小学生遊我に、中学生遊飛が勝ったのもそうだけど、

双子に差が出てきてモヤモヤする遊歩なんかは、今後にも関わってきそうな描写。

依存を見た視聴者はニヤニヤしている。

 

ここまでのゴーラッシュ!! では、謎の人物「アイツ」として登場してきた遊我。

その名前が明かされたことで、久々に素の「王道遊我」を見せてくれた気がする。嬉しい!!

 

主人公ユウディアスを置いて前作世界に行っちまったぞ!!

ユウディアスの物語は1年目で描き切っているので、2年目でやるべきは双子と前作要素というのは納得だし歓迎なんだけれども。

この後、逆転のマキシマムを握ることになるであろう主人公が、流れに乗れていないのは大丈夫なのか!?

蚊帳の外ユウディアスを一気に主役へ押し上げるようなエピソードが用意されている……んだろうか。

 

 

次回は第62話「再会」!

出るか前作キャラ!? ゴーラッシュ!!