UTSの次はMIK!
馴染みのある声から馴染みのない言葉が飛び出す!
ケミストニャーって何?? 第2話!!
OP解禁。フレデリック! かっこいい!
前作SEVENSのOP映像はハチャメチャな傾向にあったが、今回は曲のイメージもあってか、かなり落ち着いた正統派。
気になる新情報としては、バブルの面影を感じる新キャラクターや、本編ではまだデュエルしていない遊歩のドラゴン軍団、
主要敵キャラクターになると思われる謎の3メートル宇宙人あたり。全体的に情報量は少なめ。
ところどころ本編流用かつキャラクターの偏りが感じられるので、今後の差し替えがあるかも?
蒼月マナブ
猫好きかつ実験好き。遊戯王の猫キャラ、理系多くない?
基本的には真面目に宇宙人を取り締まるが、急によくわからないことを叫びだしたり、戦士としての熱さを持っていたりと多面的なキャラクター。ケミストニャーはまだわかるけど、カミストニャーって何? 紙ストロー?
やたらセクシーな声で喋る猫、ニャンデスターと行動を共にする。
迷惑異星人監視機構では既に多様な宇宙人たちが管理されている。
遊飛の探し方が下手なだけで、宇宙人自体はそれなりに地球へやって来ているのか……
マナブ vs ユウディアス
マナブのデッキは炎族。今回はラーメンでもマッサージでもお菓子でもない。
効果ダメージを重視した戦法でユウディアスのライフを削っていく。
遊戯王、効果ダメージのついた炎のカード自体は多いんだけど、炎統一のデッキで効果ダメージ重視のものは実はヴォルカニックくらいしかないんだよね。レアだぜ。
下級モンスター同士の殴り合いでは負けないライナックも、マナブの上級モンスターに倒され、
ユウディアスもアドバンス召喚をしなければ勝てない状況になったが、
ラッシュデュエルを真剣に受け止めている上、仲間の犠牲によって生き延びた過去を持つユウディアスにとって、下級モンスターのリリースは受け入れがたい行為だった。
しかしマナブは、勝利への希望を託すことは決して犠牲などではないと断言。
その言葉でユウディアスは過去を乗り越え、アドバンス召喚による勝利を掴んだ。
ユウディアスの納得だけじゃなく、実際にリリースされたアステロイーバがサムズアップを送る描写もあるのがいいね。
ユウディアスの最上級モンスター、ギャラクティカ・オブリビオン。
UFOが変形したドラゴンといった感じの外見で、亀っぽくもある。ガメラだったりする?
ライナックが下級の攻撃力を更新したのに対し、こちらは2500と上限値止まり。
攻撃力2500ならばドラギアスを筆頭に強力な効果を備えたものも存在する中で、こちらは通常モンスター。
攻撃力だけでなく守備力も2500あるのは強みだが、攻守2500にはヤメルーラもいて、やはり強力な効果を持っている。
前作のセブンスロード&ドラギアスという、初期のカードなのに最後まで強かった2大エースと比べると、単体性能は高くないが、
おそらく通常モンスターとギャラクシー族をサポートするカードで、手厚く強化されるタイプのエースなんだろう。
第1話のデュエルでは、お互いに受けたダメージの数値を口に出していた。
ゴーラッシュではそれがデフォルトなのかと思いきやそんなことはなく、マナブは従来通り。
受けたダメージを口走るのは遊飛の癖で、それに倣ったユウディアス……という感じなんだろうか。若干シュールながら、キャラが出ていてよい。
888万人の同胞たち、常に全員ついてくるって訳にもいかないし、どうするんだろう?
なんて思っていたら、宇宙船バリベルギャーの小型化&透明化機能を駆使してついてきた。その手があったか……
これでいつでもユウディアスコールができるし、有事には数の暴力を振るえるぞ!!
いやこれマジの迷惑異星人なんじゃないか?
というわけで第2話でした。
この世界における宇宙人の存在ってどんなもん? というところを見せつつ、
拠点周りの細かい情報や、ライバル組織の登場で固めた手堅い2話目という感じ。テンションはおかしい。
初心者からすれば若干気になる「リリースってどうなの」問題を、ユウディアスの性格と過去によって自然に提示し、新キャラの見せ場にしつつ解消したのは見事。
今回の注目ポイントはやっぱり蒼月マナブ。
前作の蒼月学人との関連を窺わせつつ、声も同じく花江夏樹さん……でありながら、全く異なるキャラクターになっているのが面白い。
今回だけでも魅力を感じられたので、今後が楽しみ。
ユウディアスの過去、塹壕が出てくるレベルのガチな争い。そうなんだろうなとは思ってたけど、ハッキリ描写してきたな……
OPの雰囲気も相まって、いつまで明るくいられるのかという気持ちになってきた。
なんとかしろラッシュデュエル!!
ここから前作との繋がりの話。
先祖か子孫か本人かわからない、似ているUTS社員たちだったけど、
巻さん(仮)のホクロの位置が寿司子と違うからおそらく本人ではないらしい。
だからといって時系列やSEVENS世界との関係がはっきりするわけじゃないけど、一歩前進。
「似ている人たち」を出したその意味はやはり気になるところ。ファンサービス(本来の意味)以外の理由があるなら、時系列や並行世界に関わるギミックを仕込んでるんだろうけど……
蒼月マナブについて気になるのは、全く蒼月流じゃないところ。
代々受け継ぐものなので少なくともガクトより前ではないはず。
変装中とはいえ、お菓子の食べ方が雑だったのも家柄的に疑問。
消えた蒼月流……学玄様がガックゲーンしなかった世界なのかもしれない。ほんとか?
ユウディアスの目的やマナブの嘘を見抜いた観察眼と推理力、
ラッシュデュエルでは勝敗がどちらに転んでも目的を達成できるようにしておく抜け目のなさ……
遊歩からは王道遊我の血を強く感じる。
一方の遊飛は、依頼主のお姉さんに対して「すごくいい匂いだったな~」という、
遊戯王の主人公(ではないけど)としては珍しい感想を述べていた。
たぶん言うとしたら表遊戯くらい。遊矢もギリギリ言うか?(この議論なに?)
次回は第3話「恐怖?吸血宇宙人」!
ベルギャー以外の宇宙人が本格登場か!?
そして遊歩のデュエル! 実力やいかに!? いくぞ、ゴーラッシュ!!