遊戯王SEVENS(セブンス) 第13話「もう一人の王」 感想
セブンスロードを引いてしまい、流石に冷や汗をかく遊我。少し安心した
しかしそこにステージの下から遺跡が出現、仮面男も現れ、オーティスと名乗る。
遊我が七冥館に乗り気だったのは、遺跡に残された紋章について伯佛カン博士たちが調査した結果、紋章が七冥館を示していると判明していたから。なるほどなー。
オーティスが失格になった理由は、ゴーハ関係者なのに大会に出場したからで、
セブンスロードシリーズはオーティスの考案した公認カードだった。
不正疑惑を強くしたデータ閲覧不可も、平月太による工作だった……お前平らげるだけじゃなかったんだな……!
恐竜研究クラブ、世紀末決闘王ヨシオ、七小新聞部も七冥館に到着。ほぼ全員集まるとは……
遊我がオーティスと出会ったあの会場には、実はロアもいた。
同じように窮屈さを感じ、感銘を受けたが、選ばれたのは遊我……
しかし諦めず、バンドで地位を獲得、再びオーティスに会うために動いていた。
発明と音楽、自分のロードを突き進んできたのは変わらないのだから、ロアにも王の資格はあると考える遊我。
オーティスもそれを認め、王の資格をかけた勝負としてデュエル再開。
なるほどもう一人の王。
セブンスロードシリーズの中でオーティスが遊我に渡したのはマジシャンだけ。
他のカードは、自分に必要なカードを自然に引き寄せる真のデュエリストの性質によるもの。
つまり普通にパックで当てたと。アニメ世界のカードパック本当にどうなってるんだろうなあ。
パック販売の描写がない以上、ゴーハによるカード流通が別形態を取っている可能性もある。考えすぎ。
ロアの切り札、ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタルがロア歌唱の挿入歌と共に召喚。挿入歌は過去シリーズならクライマックスレベルの待遇……!
条件に上級モンスターのリリースを要求し、対象も相手の一番レベルの低いモンスターだが、
攻撃力吸収&破壊というラッシュデュエル史上最高レベルで強力な効果を持つ。
ヘヴィメタルの攻撃を凌ぎ、マジシャンを呼び戻すことに成功する遊我だが、効果の発動は罠で封じられてしまう。
そこで新たなセブンスロード、セブンスロード・メイジを呼び、ヘヴィメタルを弱体化させ勝利した。
これからもセブンスロードシリーズが増えていくんだろうか。
今のところセブンスロードは闇属性だけなので、マジシャンの効果のために他のカード群を混ぜる構成は変わらないとは思う。最終盤になったらどうなってるかわかったもんじゃないけど。
ラッシュデュエルの普及が目的で、王には興味のなかった遊我だが、
今回のデュエルで心境が変化、王を目指すことも遊我のロードに加わるのであった。
ロミンの秘密、音痴は遊我があっさりバラした。
(本人がどう思っていたかはともかく)3人からすれば大したことではない秘密(ガクトも音痴だし)なら、バラして軽くしてやろう、ということだったのかもしれない。
EDもロア曲に。これは今回限りの特殊EDかな?
……というわけでSEVENSの1クール目が終了! 体感2クール弱くらいあったなあ
ある意味ホビーアニメらしいブッ飛びを見せつつ、基底の話作りはしっかりしているところが非常に好印象。
メイン4人+1機の役割分担もバッチリだし、過去エピソードのサブ要素を上手く繋げて物語の地続き感を出してるのも好み。
2クール目以降もサブキャラを活かしていく方針が続くと嬉しいな。
デュエルもラッシュデュエルになったことで、1話完結でありながらドラマを展開する尺を多く取りやすいし、
カードを多く使える分、デュエリストに個性を持たせやすくなったように思う。
オーティスが子供達のデュエルを取り戻させたいなら、ゴーハ社長はその逆なのか、
トップ・オブ・ヘキサゴンの残りのメンバーは安立さんレベルの存在感を発揮できるのか、
まだ敵らしい敵が出ていないが、今回のラストで映ったのがそれなのか、
ロアはこれからどうするのか、今後に期待しつつ待とう。楽しみ。
次回はロミン・エス・キッチン! じゃなくてロミン’sキッチン!
遊戯王でヒロインの料理回があるだって!? 切り開けボクのロード!!