遊戯王SEVENS(セブンス) 第14話「ロミン’sキッチン」 感想
七冥館での一件から、ロミンと口をきかなくなったルーク。
仲直りのために遊我が提案したのは、食いしん坊なルークを手料理で喜ばせる作戦。
こうしてロミンのカレー作りが始まった! そんなほのぼのとした話。色々様子がおかしいけど。
留守のロア宅を借りて料理開始。しかしロミン、食べる専門で料理はからっきし。
ガクト、蘭世、凜之介の強力なサポートを受けながら調理していくが、小麦粉で粉塵爆発を起こしたり、鍋の中で黒色火薬を調合したりするトリックスターっぷり。
デュエリストじゃなかったら即死だったし、ロアのマンション頑丈だな!!
一方その頃、勢いで街へ飛び出したカイゾー、ゴーハの正規ドローンに見つかり、違法改造ドローンと認定される。
お互いに無駄な変形合体を披露しつつ、収拾がつかないのでデュエルで決着をつけることに。
ドローン同士のデュエルは電脳接続で行われ、高速で進行する。AI同士のデュエルって思考時間長すぎてなかなか終わらないけどなあ(ゲーム脳)
結果はカイゾーの勝利で、ゴーハドローンは何もせず去っていった。デュエリストとしては見習うべき姿勢(融合次元あたりが)だが、それでいいのかゴーハ社。
しかしデュエル後のカイゾーの様子が何かおかしい。接続中に何かされたか……? 様子がおかしいこと自体はいつもだけど……
なんとかカレーを完成させるロミンだが、その色は何故か青。
まずは調理者が味見をという蘭世の超絶ファインプレー発言、やはり細かい配慮の利いたアニメだな……細かいことを気にしないアニメでもあるけど。
で、見た目は強烈なものの味は良く、ルークも大満足。
その青さからドラギアスカレーと命名される。コラボカフェのメニューだ!!!
二人の仲もいい感じになってめでたしめでたし。
まあ最終的にはロミンの余計な継ぎ足しによって何故かカレーが増殖して溢れ出し、
ロアのマンションが青いカレーの噴水になって終わるんだけど。なんだこのオチは。
実質デュエル無し回。尺の余裕を活かした凝った演出と、
ばかばかしい(褒め言葉)日常の中に入れてくる不穏要素が光る回でした。
日常がこんなノリだからこそ、シリアスを予感させる描写が恐ろしく感じる。壊さないでくれと叫べる嬉しさ。
マンションを洪水(?)させる能力(?)、歴代で見ても規模の大きい能力だし、
それがカード由来でも古代由来でも異世界由来でもないのマジでなんなんだ。
次回は出航!ゴーハ水産小!?
魚族かな? どんな鮫のような奴が出るってのか!? 切り開けボクのロード!!