遊戯王SEVENS(セブンス) 第72話「夢の地下ルーク工場」 感想
ルークが暴れる回かと思ったらそうでもない!
ハントとバクローという影の強キャラ対決回で、ついでにとんでもないものも発掘!
ゴーハの地下に眠っていた試用カード印刷機で、滅茶苦茶なステータスの非公式カードをつくってあそぶ。
そんなただの子供の遊びも、後藤ハントにかかれば本物に似せたカードを偽造して儲けるという悪だくみに変貌。
それを許さないのは新聞部の部長、真実爆郎であった。
超貴重なマキシマム使いの1人であるハントと、初期のデュエルで既に相当な実力がうかがえたバクローの、隠れた実力者対決が実現する。
ハント vs バクロー
下種さと語尾の雑さに磨きがかかったハント、やはりダイナミクスで一般モンスターを圧倒。
ユグドラゴ並みに安定しているが、状態のいいIDを引き当てるのも発掘能力のなせる業なのか。
バクローのデッキはタフロイド特化にフュージョンを加えた構成。
フュージョンモンスターは高レベルなので、ダイナミクスの耐性も役に立たない。
タフロイドで見たトップ5枚をボトムに送って、モンスターが多かったら瓦バーンでボトムを見て大ダメージを与えつつ再度トップに送り、更に疾風迅雷でトップを見て……という綺麗なコンボも決めた。かっこいい。
1体目のタフロイドでモンスター5枚見えた時点で、2体目のタフロイドの効果は使わないという判断をしたあたり、やはり実力は本物か。大会でも上位に入るわけだ……
地下に対する発掘能力は高いが、上から降ってくるものには対応していない……ということでハントはフュージョンを手に入れられず。
さすがにこのポジションでマキシマムもフュージョンも、というのは許されなかった。
とはいえ現状のフュージョン持ちも別に特殊能力を使って探したわけではないので、
運が良ければ普通に見つかるんじゃないかな……?
崩落でカード製造機は使えなくなり、悪事に利用される心配はなくなった。
それより重要なのは、偶然発見されたゴーハ・ユウガのIDカード。
決定的なものが出てきてしまったし、これはもう確定なのかな?
違うとしたら、遊我が6兄弟と一緒に計画してた「面白いこと」に関係するアイテムとかそんな感じになるのかな。名前が同じ別人という線もあるか。
一番気になるのは遊我が社長兄弟かどうかというより、遊我がそれを知っているかどうかのほうだよね。
後藤ハントの悪さがどんどんエスカレートしてフォローしきれないレベルになってきてるし、
元ネタが元ネタなこともあって作品のブラック度が高まっていってるけど大丈夫かな……
次回はオトナの接待ラッシュデュエル!?
いつでも本気じゃなかったのか!? 切り開けボクのロード!!