遊戯王SEVENS(セブンス) 第63話「第6の男」 感想
過去に社長ミミさんとデュエルした経験から、ルークメンがドローンによって操られていると推理したロア。
すっかり仲良しのミミさん&グルグルと共に、ゴーハ社へ潜入。
そこに待ち受けていた第6の男は……絶対お前じゃないだろ!!
6人目の社長はルークだったんだよ!! な、なんだってー!? Ω ΩΩ
他の社長を一掃して味方がいなくなったユウオウ、ルークを口車に乗せ、
「自分以外に戦える味方を得る」「フュージョンの力を独占する」を両方やってのける。やるな……
外見的に血の繋がってそうな姉のいるルークが社長兄弟の6人目っていうのは流石に無理のある話。
でもルークメン変身ドローンの存在を考えると無関係とも言い切れないのか……?
社長ルーク vs ロア
フュージョンと社長の地位に胡坐をかいて腑抜けたデュエルをしたルークが、
ロアに叩き直されて目を覚ます……はずだった。
あまりにもデュエリストとして強すぎるため、メンタルボロボロで諦め状態なのに7チャンスを完全成功させるという、
「メンタル面で優位に立っているほうが強い」「チャンスは諦めない者に訪れる」という遊戯王の大原則に反した奇跡を起こしてしまい、
調子乗り社長モードのまま立ち直ってしまうという嫌な覚醒シーンになってしまった。そんなのありかよ……
ここまでくるとルークの強さは信頼を通り越して厄介、呪いの類だな……
もはや当たり前のように5連続攻撃を決めて勝利。
ロアのデュエル自体は最上級モンスターをガンガン展開して派手に攻めつつ守りもしっかりしていた。それを上回るルークの強さが本当に理不尽すぎるだけで……
社長室潜入という目的は果たしているのもあって、やはり負けても弱い印象はない。
社長室のマスクドローンがやはり1体消えている。
ここで気になるのが、何故かドローン置き場への入り方を知っていて、ドローンが1体消えていることが判断できているグルグル。
前回のセリフも気になるし……やっぱりその着ぐるみ、ドローンなのか……?
ロアの予想では、ルークがフュージョンを使えるのはルークメンの時だけ。
確かに、あの状態で7チャンスを決めてしまうようなデュエリストが、素材を揃えた状態からの強欲な壺でフュージョンを引けないはずがない。
フュージョン、誰が何のために作った力なのか……
今まで味方だったから問題なかったルークの強さが、敵に回ったら大問題という波乱の回。
ルークの持つ魅力が全て悪い方向に作用するという、展開自体はあまり気持ちのいいものではない回だが、それだけに今後が楽しみになる良い回だったと思う。
敵になった理由も、お調子者で常に地位を求めているルークらしいもので、強制的な洗脳闇堕ち等ではないのは好印象。
次回は歯車の一族!
めっちゃ重要そうな回じゃん!!!!!!! 切り開けボクのロード!!!!!!!