遊戯王SEVENS(セブンス) 第48話「奥義激突!」 感想
66の目的は判明したが、そんなことよりデュエルだ!!!1
アサナとタイガーが出会ったら決闘を避けては通れぬ運命、そうなった理由は大雪の日に……
はるっちとアサっち
幼いころに知り合い、お互いの第一印象が「かっこいい」「プリンセスみたいでかわいい」という思ったより強めの関係性だった。
とても仲が良かったふたりが今の即決闘関係になったきっかけは、大雪の日に迷子になった龍久くんを捜索する際、
二手に分かれた後、アサナがひとりで帰ってしまったから。
しかしアサナと大雪という組み合わせは視聴者にも覚えがある。そう、パトラッシュだ。(パトラッシュではない)
衰弱していたシュベールとハトラップを病院まで送っていた……というのがこの一件の真相なのだが、
それを説明する際に、シュベールとハトラップが兄弟で両親がどっちも鳩というトンデモ事実をねじ込んできたのでもう情緒がおかしくなった。幼馴染のすれ違いエピソードをトンチキで上書きするな!!!1
普通に考えたら鳩の家庭に拾われたヒトのこども(これ普通か?)みたいな事情のはずだけど、
トンチキを浴びすぎた結果、SEVENS世界だと鳩の両親からヒトが産まれてきてもおかしくないのかもしれないな……という気持ちになってきている。だって鳩が豪邸に住んでて宅配便の会社経営してるし……
宅配便となるとムツバ重機みたいにドローンの発展で追いやられてそうだけど大丈夫なのかな
無事発見された龍久くんのほうにも気になる点がガンマ線バースト。
寝ていた部屋が歯車だらけで、何か絵を描いてるけどよく見えないとか絶対何かあるじゃん……
ルーク本人が今回の件について知らないの一点張りなのも、小さい頃の話だから覚えてないだけなのか、
当時の龍久くんは今のルークとは別人みたいな話なのか、勘繰りが止まらない。「昔は龍久という名前であったはず」「今も龍久なんだけど……」のギャグシーンすらそういう意味に思えてしまう。重症。
ルーク周りの謎、マジで怖い。
アサナ vs タイガー
タイガーはアンサンブルファイターで攻撃反応罠を封じながらファーゴッドフィンガー+一気貫通コンボを通すという容赦のない攻め。
アサナは幻竜族レベル7通常モンスターの登場でビルドドラゴンで出せるモンスターの質が向上。フィールド魔法のリリース軽減を駆使して最上級幻竜を3体並べた。
はるっちとアサっちのわだかまりも解けて、めでたしめでたし。ではない。
いつも通り虎吸に吹っ飛ばされたルークによって岩盤が崩れ、そこからゴーハのサーバが出土。
丁寧にやるべきところはとことん丁寧だが、雑にやってもよさそうなところはとことん雑なアニメ、それが遊戯王SEVENS!!
幼馴染すれ違いバトルをずっと黙って見てたゴーハ66の皆さん、これにはたまらず駆け寄るが、
出てきたのは動かない旧式マシンで、とてもデュエルの全データが収まるようなものではない。
つまりゴーハのメインサーバがマキシマム山にあるというのは誤情報だった。重要なサーバを廃鉱山に置きっぱなしにはしないよね……
そんな誤情報をもたらしたのは、ぼくのかんがえたゴーハをのっとるサイキョーのさくせん……こっちもか!!
ゴーハ社長と66の両方に作戦書を送り、何かを狙う黒幕がいる……?
幼馴染すれ違いバトル、鳩、ルークの過去、黒幕の存在……情報量が多すぎる回だった。余計な情報も多かった
単なるパトラッシュで終わりそうだった加山兄弟のエピソードもしっかり繋げてくるあたり、本当にこのアニメのMOTTAINAI精神には感服。
雪山だと思ってたらまさかの上城邸というね。宅配中の出来事だったのかぁ……
当時の疑問が解決した一方でさらに厄介な謎が増えてるけどこれ以上は気にしないでおこう!!
黒幕は誰なのか。
全くの新キャラだとするのが自然だが、このアニメの何でも繋げてくる姿勢からすると既存キャラの可能性もある……が、特に見当はつかない。子供ではあるはず……
強いて言うなら大会の司会と66の刺客を両方やってる宇宙子顔が怪しい……か?
遊我は双眼鏡を見て何に気付いたんだー!?
次回はロアロミン!
とうとう霧島兄妹……じゃなかった、従兄妹対決! 切り開けボクのロード!!