遊戯王SEVENS(セブンス) 第50話「ガクティング」 感想
パッとしないことに悩んだガクトが辿り着いた答え、
それは蒼月流を時代に合わせて変化させていくという真っ当な考えだったが、
実際にやったことはラッパースタイルを取り入れたハイテンションデュエルであった。肝心なところが短絡的!
家紋のブリンブリン何? 作ったの?
ネイル vs ガクティング
ネイルのデッキは変わらずユグドラゴ特化だが、今回は墓地回収を絡めて揃えてきた。
ガクティングのデッキは天使族が1種投入されて迷走してる以外はいつも通り。
停電トラブルと共に月の光が家紋に射し込む。
月のほうを見ると、そこに浮んでいたのは蒼月流・創始者の姿だった。
ガクトはかつての創始者のイメージを見る。その家紋ブリンブリン、千年アイテムか何かなのか?
蒼月流の神髄、それは従者を信頼し多くを任せることで、自らはただ勝ち筋を導き出すことにのみ集中するということ。
一見なんの意味があるかわからない旧・蒼月流デュエルも、その理念に基づいた形式だったのか。
こういうところの理由付けが本当に上手いアニメ、遊戯王SEVENS。
パッとしなさの悩みもユグドラゴへの恐怖も捨て去り、ただ勝利を目指すガクト。
新エースのカーチスザークでユグドラゴの攻撃力を越えるも戦闘破壊は防がれ、
返しの死者への手向けでエースを破壊されてしまうが、
負けで終わらず最後の罠で引き分けに持ち込み、ルークの最終戦に繋げた。
戦績としては引き分け止まりなんだけど、ネイルをやりすぎなくらい圧倒的な強者として描写しているのと、最終戦に繋げるという確かな成果を出すことで、引き分けなのに十分な活躍を感じられるという調整が上手いよね。
それにしてもネイル強いな……
蘭世も戻ってきてネイルも解放され、次はいよいよ最終戦。
ガクトの奮闘のおかげで点数は双方770のまま、どちらが勝つのか読めない勝負に。
単純に遊我とルークのデュエルが約1年ぶりということもあって、大いに楽しみ。
次回はロードvsドーロ!
主人公と全勝一敗、どちらが勝つ!? 切り開けボクのロード!!