じおすまいやー

だいたい遊戯王アニメの感想

変則で未曾有の遊戯王

遊戯王SEVENS(セブンス) 第26話「マキシマムデュエル!」 感想

 

 

お互いのマキシマムが出揃い、罠で守りながら殴り合う。

しかし遊我の選択した「出すのにコストがかからないマキシマムを手札に戻すことで攻撃を回避する」戦法が、ネイルの強制手札交換カードによって裏目に出て、遊我だけが一方的にマキシマムを失うことに。

セブンスロードとロードマジックによるフィニッシュに切り替えるが、これも罠で防がれる。

 

ネイルのデッキ、罠がすんげー強い。

場に3体出しっぱなしになるマキシマムを、毎ターン複数補充できる罠でひたすら援護するのは理にかなってるか。

やっぱりマキシマムは専用デッキを組んでこそなんだろう。

 

遊我のクラスメイトを筆頭に、小学生たちが次々と遊我の仲間を名乗り出る。

ラッシュデュエルは既に遊我たちの想像を超えて広がり、支持されていた。

これでゴーハ市内の小学生の77.7%がペナルティの対象となり、遊我が負ければそれら全員のアカウントも停止される事態に。

ネイルは意に介さなかったが、遊我はより負けられなくなった。ゴーハ社は泣いていいぞ。

 

遊我もドロー効果を連打し、再度のマキシマムを狙う。

落とし穴での妨害にも負けず、なんとか揃えることに成功したが、それを2枚目の強制手札交換で崩すネイル。鬼!

それでも最後のドローにデュエリストの必然性と仲間の力を乗せて、3枚のマキシマムを揃えた。

 

オーバーロードの効果は、ユグドラゴと同じ罠による破壊への耐性に加え、

相手のレベル分の強化、お互いのライフ差での強化を持ち、攻撃力アップに特化した性能。

これらの効果で攻撃力を9400まで上昇させ、ネイルの罠が発動する間もなく一撃でライフを削り切った。

OPも流れてド派手に決めたぞ! 進めボクたちのロード!! 真っ二つになったゴーハ本社は泣いていいぞ!!

 

約束通りにカイゾーが戻ってくる。ロミンちゃん一直線なところ久しぶりに見たなあ……

オリジナルデータは攫われた状態からの復帰なので状況を知らない。ありがとう、サドル状態のカイゾー……

 

実はネイルも遊我と同じく、仲間が敗れるたびにペナルティを受けていた。

既に5回のペナルティを受けていたため、今回のデュエルでアカウント停止となる。

デュエルは出来なくなるが、今後どういう形で関わってくれるのか。

……まるで再登場するのは確定事項かのように言ってるけど、SEVENSなら出すだろうという厚い信頼が厚かった(ルーク語)。

っていうか猫山、ゲッタ、セバスチャン、宇宙子、洗井で5ペナルティだったのかな……やっぱりネイルの刺客ではあったのか宇宙子……

いやでも実はゴーハ所属のミミさんが両方の味方判定だったりとか、1戦目の洗井もカウントされてるとかかもしれないし……(なんでそんなに宇宙子を無関係扱いにしたいんだ僕は)

 

ネイルの計らいで遊我たちのペナルティはリセット、オーバーロードも3人のIDカードに戻る。

今後のデュエルではマキシマムは出ない(少なくとも遊我は使わない)感じかな?

マキシマム同士のデュエルが、今回みたいな決戦以外で使うには扱いにくいものだと判断しての処置だとしたら、SEVENSのデュエル構成はかなり信頼できるなぁ。

 

最後はネイルもラッシュデュエルの可能性を認めて、マキシマム編、完!

次の戦いを予感させる謎の3人組のシルエットが! またとんでもない奴らなんだろうなあ……

 

というわけでマキシマム編でした。

地下空間で敵の刺客たちとデュエルという流れでありながら、

小学生である点を利用して日常パートを確保し、バラエティに富んだエピソードを展開し続けられていたのは実に強かったと思う。

「過去に出した要素の再利用」と合わせて、SEVENSのいいところを損なわずに話を広げることができていたのは本当にすごい。

 

新たな切り札を生み出して逆転! という遊戯王の定番パターンを、

先にカードを生み出した敵に並ぶための対抗策として、リスクを伴いつつ実現性のある手段として描写したのも巧いよなぁ……

 

マキシマム関連を進行しつつ、ルークの悪魔についても描写したり、

他の見えない部分でも、今後への仕込みが隠れていそうだ。

次の話も楽しみ。楽しみで嬉しい。最近アニメが面白い。

 

 

次回はルーク部誕生!

前作で結局全然やってなかった部活動だ! でもルーク部って何? 切り開けボクのロード!!